関節調整のすすめ

　関節調整について

具体的には、近年テレビや雑誌などでよく耳にする骨盤のゆがみというものが、じつは骨盤にある仙腸関節（せんちょうかんせつ）という関節の動きが悪くなってしまうことで起きてしまっているという考えのもと、悪くなってしまった仙腸関節の動きを正常な動きにしていくことで、痛み、シビレ、だるさ、可動域の改善などの様々な症状の緩和に効果が期待できる手技療法です。

また、関節調整は文字通り関節の調整ですので、仙腸関節だけでなく全身で約２６０箇所ある関節の中から、より効果の見込める関節に対して実施します。
施術出来る範囲は症状に合わせてほぼ全身だと思っていただいて差支えないと思います。

人によっては「なんだかとっても強い力でバキバキされるような感じ」がしてしまったり、「骨や関節部分に反動をつけて強い力で矯正するような感じ」を受けてしまい、実施することに不安を感じてしまった方もいらっしゃると思います。

しかし、当院の「関節調整」は関節運動学や関節神経学などの作用を利用して、お体に触れる程度の強さで実施されますので、どうかご安心ください。

全身のバランスの中心である骨盤まわりの動きがスムースになることで、お体の色々な箇所の痛みやシビレ、コリなどが取れていく喜びを、皆さまも是非ご体感ください。

　関節調整はこんな方々におすすめです

□腰痛　 □股関節痛 □膝関節痛
□腰痛からくるシビレ □足部の痛み、鈍重感
□頸部痛  □肩こり □肩痛
□頭痛 □吐気 □眼精疲労
　　　□頸部からくるシビレ □腰～背部痛 など

　☆急な痛みに☆

ギックリ腰、腰背部痛 など

☆整形外科的症状に☆　
腰椎症、腰椎椎間板症、頚椎症
変形性症状の痛みの緩和 変形性膝関節症、
変形性股関節症、変形性腰椎症 など
器質的な変性・変形の根治は困難だが、関連痛の除去・緩和が見込めるもの
頚椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニア、
腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離・すべり症 など
坐骨神経痛、肋間神経痛などの症状の緩和


☆お子様の成長に合わせて☆

成長痛の防止・変形の防止

☆スポーツなどのコンディショニングに☆

体を動かす時にはきちんとした体幹がないと、どんなに練習したり筋トレをしてもなかなか自分の思う結果が出なかったり、ケガもしやすくなってしまいます。
事実、これまで何人ものスポーツ選手・インストラクターや舞台俳優など、体を使って表現することが仕事の方々が、ご自身のコンディショニングのために施術をお受けになっております。
今までスポーツ後に痛みが出てしまっていた方や、ボディーバランスによって体の使い方がうまくいかず、結果を出せないとお悩みの方などは、ぜひオフシーズンから調整していってみませんか。

☆その他☆

現在病院や治療院にかかっているが、なかなか症状の改善が見込まれない方の第２の選択肢に。
「なんだかわからないけどとにかく痛い」といった症状も適応になるかもしれません。

　関節調整をご希望されるすべての方に共通した注意事項になります。

★ どんな症状も骨盤まわりから ★
骨盤の仙腸関節（せんちょうかんせつ）の動きに一番の重点を置いた手技のため、骨盤や腰部以外のところに症状がある場合も、施術は骨盤まわりからとなります。

例）　肩こりのみを何とかしてほしい
　→　骨盤まわりを施術してから肩周囲の施術をさせていただきます。

★ 一回の施術で治癒は望めません ★

初めて骨盤調整をされた方で、かなり症状が改善するということはありますが、一回の施術で症状が根本的に治るということはご期待されない方が良いでしょう。
手技の特性上、関節を正しい動きと位置にすることは出来ましても、その状態を維持していくための筋肉（筋力）であったり体の使い方などは、すぐには身につきませんので最低でも４～５回の通院は必要で、徐々に治っていくものとお考えください。

★ 通院ペース ★

関節調整は症状の特に強い方を除き最初は週１回のペースでご来院くださるようご指導しています。４～５回実施後に症状の改善が見込めるかを再評価（無料）させていただきながら徐々に通院ペースを２週に１回、３週に１回といった具合に空けていき、根治をめざしていきます。

★ 初検料 ★
初めての来院時にはお体の状態を、問診や整形外科的テスト法を用いて確認させていただいてからでないと施術することができませんので、初検料１，０００円が施術料金の他にかかります。また来院期間が連続して２ヵ月空いてしまった場合も再度初検扱いになります。

健康保険にプラスして関節調整をご希望の方は、初検料が健康保険での施術のときに含まれておりますので、初検料はかかりません。また、健康保険使用の方は連続して１ヵ月来院期間が空いてしまうと、初検扱いになってしまうことがあらかじめ決められておりますのでお気をつけください。

★ 関節調整を実施できない方 ★　

褥瘡、強すぎる炎症と痛み、極度のくすぐったがり等で、腰部に触れることが出来ない方。横向きに寝ることが出来ない方。ご自身の痛みがお分かりにならない程、多量の痛み止め等を服用しているとき。乳幼児。施術時に飲酒されている方。